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水無月

お知らせ | 23.06.29

京都では、6月30日に三角形に切った白いういろうに小豆を乗せた「水無月」という和菓子を食べる風習があります。

水無月というのは暦上で6月のことを指しますが、なぜ和菓子にも同じ名前をつけたのでしょうか?

その由来は、旧暦の6月1日に氷を食べることで、夏バテを予防するという風習から来ています。
6月1日に氷を食べて夏バテ予防を祈願するのは、元々室町時代の宮中で行われていた行事でした。
この行事を行い暑気払いをしていたのですが、当時の庶民にとって氷は高級品だったため、氷に似たお菓子を食べることによって、夏バテ予防をすることになったそうです。
水無月が三角形なのは氷を模しており、小豆は邪気払いという意味で乗せられているそうですよ🧊

ちなみに、6月30日に食べるようになったのは「夏越の祓(なごしのはらえ)」が由来とされています。
1年のちょうど折り返しに当たる6月30日は「夏越の祓」という神事が行われる日で、前半の半年間の邪気を祓い、残りの半年間の無病息災を祈願します。

見た目が涼しげで味も美味しい水無月を食べて、暑い夏を乗り切りましょう☀️

075-502-8451(コマルニ ハヨコイ)